平成25年甲賀広域行政組合議会第3回臨時会(12月24日)会議録は、下記のとおりです。
平成25年甲賀広域行政組合議会 第3回臨時会会議録
平成25年甲賀広域行政組合議会第3回臨時会は、平成25年12月24日、甲賀市水口町水口6218番地甲賀広域行政組合庁舎に招集された。
1 応招議員
1番 橋本 恒典
2番 白坂 萬里子
3番 辻 重治
4番 竹若 茂國
5番 橋本 律子
6番 赤祖父 裕美
7番 加藤 貞一郎
8番 望月 卓
9番 松山 克子
10番 松原 栄樹
2 不応招議員
3 出席議員
4 欠席議員
5 地方自治法第121条の規定により会議事件説明のため出席した者
- 管理者
中嶋 武嗣 - 副管理者
谷畑 英吾 - 監査委員
山川 宏治 - 参与
上西 佐喜夫 - 会計管理者
山中 善明 - 事務局長
林 善彦 - 総務課長
佐治 善弘 - 衛生課長
山田 剛士 - 衛生センター所長
木村 尚之 - 消防長
井原 政美 - 消防総務課長
竹中島 朗 - 通信指令課長
佐治 稔
6 本会議の書記
7 議事日程
- 日程第1
会議録署名議員の指名について - 日程第2
会期の決定について - 日程第3
議案第13号 平成25年甲賀広域行政組合一般会計補正予算(第3号)について
8 会議事件
9 会議の次第
(開会 午後1時25分)
- 議長(辻重治)
議会議員の皆さん、本日は何かとお忙しいなか組合議会に御出席いただきまして誠にありがとうございます。
ただいまから、平成25年甲賀広域行政組合議会第3回臨時会を開催いたします。 - 議長(辻重治)
開会に先立ち管理者のほうから御挨拶をいただきます。
管理者。 - 管理者(中嶋武嗣)
みなさん、こんにちは。平成25年第3回臨時会を開催するにあたりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日、第3回臨時会を招集いたしましたところ、慌ただしい年の瀬にもかかわりませず、全議員御参集いただきまして、誠にありがとうございます。
本組合の今年度の主要な事業であります、ごみ処理施設白煙防止用空気予熱器改修工事、消防救急デジタル無線実施設計書の作成、水槽付消防ポンプ自動車の購入等、事業につきましては、いずれも順調に進捗をいたしているところでございます。
また、現在、本組合では、行政改革基本計画および消防力整備基本計画の改定作業を進めております。3月定例会に提出をさせていただく予定をいたしておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げるところであります。
また、衛生センターごみ処理施設におきましては、平成7年4月稼働から19年目となり、施設の安定稼働のため経年劣化部分の補修工事が必要となっております。施設の延命化を図るためにも、来年、平成26年度には数箇所の補修工事をお願いすることになりますが、何とぞ御理解を賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。
本日の臨時会につきましては、議案は、補正予算案件の1件を提案させていただいております。
よろしく御審議、御決定賜りますようにお願い申し上げまして御挨拶とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。 - 議長(辻重治)
ありがとうございました。
ただいまの出席議員は10名です。
これから本日の会議を始めます。
(議会成立 午後1時27分)
- 議長(辻重治)
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第74条の規定によって、4番竹若茂國君、5番橋本律子君を指名します。 - 議長(辻重治)
日程第2、会期の決定の件を議題とします。
おはかりします。本臨時会の会期は、本日1日限りにしたいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
- 議長(辻重治)
異議なしと認めます。
したがって会期は、本日1日限りに決定いたしました。 - 議長(辻重治)
日程第3、議案第13号、平成25年度甲賀広域行政組合一般会計補正予算第3号の件を議題とします。
本案について、管理者から提案理由の説明を求めます。
管理者。 - 管理者(中嶋武嗣)
それでは、ただいま議案第13号、平成25年度甲賀広域行政組合一般会計補正予算第3号について、その提案理由を御説明申し上げます。
本案は、消防救急無線デジタル化の対応とともに、職員給与費の減額等の補正予算を編成させていただいたものでございます。
まず、消防救急無線につきましては、消防、救急活動の高度化および電波の有効利用の観点から、総務省の要請により全国的に平成28年5月31日までに現在のアナログ方式による150メガヘルツ帯周波数から260メガヘルツ帯デジタル方式へ移行することとなっております。
本組合消防本部では、現在作成をいたしております実施設計書が間もなく完成いたします。引き続き、設置工事を実施することになりますが、この事業に係る財源として、地方債の充当率が100パーセント、そのうち交付税算入率が70パーセントであり、他の事業債と比較して財源的に有利な制度である今年度の緊急防災・減災事業債を活用するために、設置工事の事業費として4億9,530万円を計上し、来年度へ繰り越ししようとするものでございます。
なお、入札執行後、3月定例会に契約締結についての議案を提案する予定でございます。
次に、職員給与費につきましては、国からの要請を踏まえ、本年7月から来年3月までの9箇月間の臨時的措置として、職員の給料月額を平均4.1パーセント、管理職手当を10パーセント減額いたしております。その他、職員の異動等を加え、2千万円余りの減額となっております。
また、共済費につきましても、本年4月に退職手当の支給水準の引き下げが行われ、負担率が変更となったこと等により約3千万円余りの減額となっております。
以上が歳出予算の概要であります。この結果、一般会計補正予算額は、4億4,154万4千円の増額となり、その財源といたしましては、地方債が4億9,510万円、雑入の新名神高速道路支弁金の額の決定による増額559万8千円を計上しております。また、負担金といたしましては、歳入歳出により生じる余剰金について減額補正をするものでございます。
これらの補正措置により、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億6,275万9千円とするものでございます。
なお、詳細につきましては、事務局より説明いたしますので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようにお願い申し上げます。 - 議長(辻重治)
ただいまの提案理由に対し事務局から細部の説明を求めます。
事務局員どうぞ。
(事務局長(林善彦)議案第13号の細部説明をする。)
(消防長(井原政美)議案第13号の細部説明をする。)
- 議長(辻重治)
ただいま、提案理由の説明が終わりました。これから質疑を行います。質疑はございませんか。
橋本議員。 - 5番(橋本律子)
橋本です。夕べ見せていただきまして、3ページの簡易基地局無線装置のところに書いております、管内の不感地帯をカバーするということで、いろいろ今まで不感地帯とかのそういう調査を出されたと書いてありましたが、その不感地帯のような諸問題、課題についてちょっと教えていただければ嬉しいです。山の高さとかいろいろ標高もございますこの局、朝宮ならびに大納言にそういった地帯を借りましてされるのですが、無線に関してのちょっと情報があまりくわしくないものですから、そういう不感地に関する今後心配はないのかも含めましてお願いしたいです。
もうひとつ、その下なのですが、発動発電設備につきましての停電時のバックアップ用発動発電機で停電感知後に自動的に開始すると、そういう設備であるということなのですが、これの対応時間とかにつきましてもちょっと教えていただければということ。
もうひとつ、可能でありましたら、4ページにおきます甲賀消防本部の一番左端にあります図式が、基地局用無線装置バックアップ用と書いていますこの図、どこかで見たと思うのですが、これのちょっと、虫眼鏡で見たのですが、すみません、その図がもし、お手元にあったら嬉しいなと思った次第です。もう少し、その点も教えていただけましたら、よろしくお願いします。以上3点、すみません。 - 議長(辻重治)
橋本律子君の質疑に対し当局の説明を求めます。
消防長。 - 消防長(井原政美)
お答えします。まず、1点目の簡易基地の無線局装置についてでございますが、現在アナログ無線の無線基地は消防本部と衛生センターと信楽の信楽カントリー倶楽部に設置をさせていただいております。デジタル化に関しましては基本設計の段階で管内の伝搬調査を全て行っております。最も効率が良かったのが、大納言山が標高585メートルございますので一番電波が届きます。しかしながら、調査の結果、甲賀市の朝宮地区だけが不感地帯があるということで、それならば、市の建物でもありますこの施設を利用させていただけないかということで、あくまでもここに書いてございますとおり簡易の基地局を設置するもので、これでほぼ管内は不感地帯はないものと考えております。
次に、発電機の関係でございますが、大納言山に設置します発電機につきましては、場所も離れております関係から、常用電源がストップした段階から72時間を持ちこたえるだけの容量を考えております。朝宮の基地局につきましては、3時間とUPSといいましてバッテリーですけれども、これが2時間分ですから5時間の時間を持たせるという形で考えております。
次に、資料の件でありますけれども、申し訳ございません。非常に見にくい資料で、きちっとしたものを提出させていただきます。以上でございます。 - 議長(辻重治)
他に質疑はございませんか。
竹若議員どうぞ。 - 4番(竹若茂國)
予算の関係の10ページです。13委託料と15工事請負費については、新たにまた入札をされると、そういうことで説明があったのかなというふうに思っていますが、もう一回すみません、十分私が承知していなかったら申し訳ないですが教えてください。 - 議長(辻重治)
消防長どうぞ。 - 消防長(井原政美)
この2件とも入札を予定しております。以上です。 - 議長(辻重治)
竹若議員。 - 4番(竹若茂國)
今、既に動いている部分がありますよね。例えば、違うところがもし入札されたとした場合でもうまくいけるということですか。 - 議長(辻重治)
当局の答弁を求めます。
事務局長。 - 事務局長(林善彦)
竹若議員の質問につきまして、今、実施設計をしているビーム計画設計と他の業者が入って7社か8社で入札になるのですけれども、この施工監理のほうは入札によって決まるのではないかと思います。
それと、実際の4億円の大きい工事のほうにつきましては、やはり全国的にも各地でデジタル化につきましては平成28年5月というリミットが決まっておりますので、現在私どもこの消防本部で使っているのは沖電気工業という無線機の機器を使っておりますが、それももちろん入った他にNECとかいろいろな大きい会社がございますので、そちらのほうに一般競争入札になるのかなという思いはしておりますが、そのようなことで、ちょっと初めの御質問の内容が分かりませんので、もし間違っておりましたらよろしくお願いしたいと思います。 - 議長(辻重治)
竹若議員。 - 4番(竹若茂國)
すみません。既に動いているところがあって、それに合わせて工事を続けてされるわけですよね。その時の施工業者とか関係の監理業者が変わった場合に、そのままうまくいけるのかどうか。 - 議長(辻重治)
事務局長。 - 事務局長(林善彦)
私ども説明不足かも分りませんけれど、今消防長が申し上げたのは、伝搬調査をして、本年度実施設計をしております。既に動いているというのは、そういう長いスパンで見た消防救急無線のデジタル化という事業は数年間で動いているのですが、ひとつひとつは違う業者でございますので、同じ業者がそのまま引き続いてやっているということはございません。伝搬調査をした業者と今実施設計をしている業者はもちろん違います。具体的にビーム計画設計と今言いましたけれど、それは今年度実施設計をお願いしている業者でございます。940万円ほどで入札をしました結果、それに落ちております。議員が仰っている進んでいるというのは、事業自体が一環としては進んでいるという意味で私どもとらせていただいただけでございますがよろしいでしょうか。 - 議長(辻重治)
よろしいですか。 - 4番(竹若茂國)
はい。 - 議長(辻重治)
他に質疑はございませんか。
6番、赤祖父議員。 - 6番(赤祖父裕美)
補正予算資料の10ページ、3節の職員手当の分で、かなり消防の部分また火災の部分で出動された件数が増えたということをお聞きいたしましたが、この消防の部分で276件、また火災で40件ということで、大体のどういった内容かということを、また後でも結構ですけども資料をもしいただけたらと思いますが、どういった傾向があるのかということをお聞きしたいと思います。 - 議長(辻重治)
消防長。 - 消防長(井原政美)
お答えします。出動に関しましては、まず各出動の形態がございます。あくまでも11月の末までという捉え方をしていますが、火災が平成24年度が56件、25年度が96件、増加率71.4パーセント。救急が24年度が4,867件、25年度が5,143件、増加率5.7パーセント。救助、24年度が89件、25年度が101件、増加率13.5パーセント。警戒出動というのがございます。24年度が57件、25年度が73件、増加率28.1パーセント。あと、調査出動というのがございますけども、24年度が79件、25年度が97件、増加率22.8パーセントということで、全体的に出動の件数が増えてきております。これは、ここの消防本部にとどまらず、県下も調べましたけれども、全国的にも増加の傾向にあると考えられます。救急出動につきましては、ひとつは高齢化というのが1点挙げられるかと思います。火災につきましては、その年の気象条件等々条件はございますが、全国的にも増加の傾向にあると考えられます。
その他に、その中にも今年台風18号のような特別な災害もございましたし、また、他の管内におきましては、花火会場における大きな事故もございました。あるいは消火訓練中の事故もございまして、そういった事案がございました時は、特別に査察も実施をいたしておりますので、年度始めにどうしても予見できない災害が発生した場合には、大きく変化をしてくるというのが現状でございます。
また、その数値に関します資料につきましては、改めて提出をさせていただきたいと思います。以上でございます。 - 議長(辻重治)
それでは、資料はよろしいですか。詳しく説明がありましたので。 - 6番(赤祖父裕美)
後で結構です。 - 議長(辻重治)
それでは、後でまた資料のほうよろしくお願いします。
他に質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
- 議長(辻重治)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
続いて、これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
- 議長(辻重治)
討論なしと認めます。
これより議案第13号についての件を採決します。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、挙手願います。
(挙手全員)
- 議長(辻重治)
挙手全員です。
したがって、議案第13号、平成25年度甲賀広域行政組合一般会計補正予算第3号の件は、原案のとおり可決されました。 - 議長(辻重治)
これで、本日の日程は、全部終了しました。
したがって、平成25年甲賀広域行政組合議会第3回臨時会を閉会いたします。
(閉会 午後2時04分)