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平成23年甲賀広域行政組合議会第1回臨時会(1月17日)会議録

[2011年3月3日]

平成23年甲賀広域行政組合議会第1回臨時会(1月17日)会議録は、下記のとおりです。

平成23年甲賀広域行政組合議会 第1回臨時会会議録

平成23年甲賀広域行政組合議会第1回臨時会は、平成23年1月17日甲賀市水口町水口6218番地 甲賀広域行政組合消防本部に招集された。

1 応招議員

1番 岩田 孝之
2番 安井 直明
3番 葛原 章年
4番 橋本 律子
5番 服部 治男
6番 坂田 政富
7番 福島 清彦
8番 森 淳
9番 鈴木 美智枝
10番 矢野 進次

2 不応招議員

なし

3 出席議員

出席議員は、応招議員と同じ

4 欠席議員

欠席議員は、不応招議員と同じ

5 地方自治法第121条の規定により会議事件説明のため出席した者

  • 管理者
     中嶋 武嗣
  • 副管理者
     谷畑 英吾
  • 施設整備担当参与
     上西 佐喜夫
  • 監査委員
     福山 紀一
  • 会計管理者
     中籔 美佐子
  • 事務局長
     林 晶義
  • 次長
     林 善彦
  • 統括管理課長
     木村 尚之
  • 衛生センター所長
     山田 剛士
  • 消防長
     森村 秀紀
  • 消防次長
     井原 政美
  • 消防総務課長
     藤井 昭広

6 本会議の書記

吉治 和美
中溝 慶一

7 議事日程

  • 日程第1
     会議録署名議員の指名について
  • 日程第2
     会期の決定について
  • 日程第3
     議案第1号 甲賀広域行政組合公告式条例の一部を改正する条例の制定について
  • 日程第4
     議案第2号 甲賀広域行政組合議会の議決すべき事件を定める条例を廃止する条例の制定について
  • 日程第5
     議案第3号 甲賀広域行政組合市税徴収条例の一部を改正する条例の制定について
  • 日程第6
     議案第4号 甲賀広域行政組合負担金分賦割合に関する条例の一部を改正する条例の制定について
  • 日程第7
     議案第5号 甲賀広域行政組合特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
  • 日程第8
     議案第6号 平成22年度甲賀広域行政組合一般会計補正予算(第4号)について

8 会議事件

会議事件は、議事日程のとおりである。

9 会議の次第

  • 議長(服部治男君)
    それではこれより議会を開会いたします。

(14時58分)

  • 議長(服部治男君)
    議会開会に先立ちまして管理者から御挨拶をいただきます。
    管理者。
  • 管理者(中嶋武嗣君)
    本日、甲賀広域行政組合議会第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には大変お忙しい時間帯にもかかわらず御参集をいただきまして、誠にありがとうございます。議案審議に先立ち当面の諸課題、取り組み等の状況について申し上げます。
    まず、昨年12月31日早朝未明でありますが、当組合し尿処理施設において第1次循環処理水が老朽化した配管の亀裂により場外へ流出するという事故が発生いたしました。事故対応につきましては、甲賀市とも連携を図りながら24時間体制で臨むなど被害拡大を防ぐために万全の策を講じましたが、地域住民の皆さんはじめ関係者、関係機関に御迷惑と御心配をおかけいたしましたことを大変申し訳なく存じております。復旧工事は1月14日に完了し、平常運転を再開しておりますが、今後同様の事故を再発しないよう施設の管理、運営に細心の注意を図ってまいります。なお、復旧工事につきましては急を要しましたので、予備費約80万円を充当させていただきたいと思いますので御了知いただきたいと思います。
    次に当組合の最たる課題として取り組んでおります行政改革についてでありますが、甲賀市湖南市において昨年12月定例議会でそれぞれ規約改正の議決をいただきましたことを受け、去る12月28日付けで滋賀県知事より規約変更の許可を得ましたので、本年4月1日より事務局部門を消防本部へ移転することといたします。本件につきましては、当組合の行政改革の第一歩となるものでありますが、更に改革を進めていく必要性があり、中期的将来のあるべき姿を見据え確実に実行していくため、目下平成27年度までの5箇年の計画を取り急ぐよう指示をいたしております。本日、参考までに基本計画の方向性を示した資料をお配りいたしましたので、今後さまざまな機会を通じて御意見を賜れば誠に幸いに存じ上げる次第であります。
    次に、昨年6月の第2回臨時会におきまして可決賜りました水槽付消防ポンプ自動車につきましては、4千11万円をかけ明日納車の運びとなっており、1月21日から水口消防署へ配備することといたしております。
    以上、当面の諸課題についてその状況等を御説明申し上げました。本日提出いたします議案は、当組合規約改正に伴う関係条例案件が5件および平成22年度補正予算案件1件であります。よろしく御審議の上御決定賜りますようにお願い申し上げます。
  • 議長(服部治男君)
    ありがとうございました。
    ただ今の出席議員は、10名で地方自治法第113条の規定による定足数に達しております。
    よって、平成23年甲賀広域行政組合議会第1回臨時会は成立いたしました。直ちに本日の会議を開きます。

(15時02分)

  • 議長(服部治男君)
    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。
  • 議長(服部治男君)
    この際、日程に入るに先立ち諸般の報告をいたします。監査委員から定期監査および現金出納検査の結果について報告がありましたので、写しをお手元に配布しておきましたから御了承願います。
  • 議長(服部治男君)
    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
    会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により議長において、9番鈴木美智枝君、10番矢野進次君を指名いたします。
  • 議長(服部治男君)
    日程第2 会期の決定の件を議題といたします。
    おはかりいたします。本臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(異議なし)

  • 議長(服部治男君)
    御異議なしと認めます。
    よって会期は、本日1日限りと決しました。
  • 議長(服部治男君)
    日程第3 議案第1号から日程第5 議案第3号までの3件については、関連がありますので一括議題といたします。
  • 議長(服部治男君)
    まず、管理者から提案理由の説明を求めます。
    管理者。
  • 管理者(中嶋武嗣君)
    議案第1号から第3号までの3件につきまして、一括議題とお認めいただきましたので、一括してその提案理由を御説明申し上げます。これらの議案につきましては、昨年12月に甲賀市および湖南市の議会において本組合の規約改正が可決され、滋賀県知事の許可を得たことにより所要の措置を講ずるものであります。
    はじめに、議案第1号 甲賀広域行政組合公告式条例の一部改正についてでありますが、本組合の事務所の位置が水口町本丸1番20号から水口町水口6218番地に変更することに伴い、本条例に定める掲示場の位置について変更するものでありますが、現在本組合掲示場、甲賀市の各庁舎の掲示場、湖南市の掲示場の合計7箇所としていたところを、広く住民一般に周知させるための方法として昨今のインターネットの普及による本組合ホームページの掲載も考慮し、今回本組合掲示場1箇所に変更しようとするものであります。
    次に、議案第2号 甲賀広域行政組合議会の議決すべき事件を定める条例の廃止についてでありますが、今回本組合において共同処理する事務から広域行政圏計画の策定および広域行政圏計画に基づく事業の実施の連絡調整に関する事務が削除されました。このことから、議会の議決すべき事件としての本条例で定めていた甲賀地域広域行政圏計画の基本構想についても策定することがなくなったため当該条例を廃止しようとするものであります。
    次に、議案第3号 甲賀広域行政組合市税徴収条例の一部改正についてでありますが、本組合の共同処理事務から広域行政圏計画が削除されることに伴い、当該条例の条文の号がずれることとなるため所要の改正を行おうとするものであります。
    なお、施行日につきましては、いずれの条例も規約の変更日に合わせ、本年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようにお願い申し上げます。
  • 議長(服部治男君)
    提案理由の説明が終りましたのでこれから順に質疑、討論、採決を行います。議案第1号 甲賀広域行政組合公告式条例の一部を改正する条例の制定の件について質疑に入ります。
    質疑はありませんか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    それでは、ただ今上程されております議案第1号 甲賀広域行政組合公告式条例の一部を改正する条例の制定について質問をいたします。公告式と言うのは、条例とか規則又告示等の交付や公示に関する条例を制定していたわけですが、その場所を今回変更しようとするものです。提案説明でありましたけれども、インターネットのホームページ等でやっているために従前のところ支所をはずし、湖南市で言いますと市役所の掲示場、ここの7箇所ですね、それをここの甲賀広域行政組合の掲示場に掲示してこれを行うということであります。今日インターネットが充実してきて私もこうして広域行政組合のインターネットをよく見せていただいております。先ほど管理者のほうからありました水の漏れた問題も4回にわたって丁寧に報告されまして感謝しているところですが、そのひとつはこの掲示場の問題ですけれども、行政の情報公開からすればより多くのところで市民の目に触れて、そして条例がこう変わったとか、規則がこう変わったとかいうことを市民の皆さんに理解していただくと、いうことが今日より求められていると思います。高齢の方とかまたインターネットを設置されておられない方は見ることができないわけですから、何故これ1箇所にですね、まとめようとされたのか。ホームページに載せるのは当然のこととして、従前の箇所に掲示場を設けるということをしなかったのか、その点についてお聞きいたします。
  • 議長(服部治男君)
    安井議員の質問に対し答弁を求めます。
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    ただ今の御質問でございますけれども、今回公告式条例の改正につきましては、今まで改正前に挙げさせていただいておりますように合併以前のそれぞれの町役場さん、その辺のところのそれぞれの町の以前のそこのところの場所の掲示場にそれぞれ掲示をしていただいておりました経緯がございます。それが、合併の前後のなかで湖南市さんのほうは1箇所、それから甲賀市さんのほうはそれぞれ各旧のほうの掲示場というところでやらしてもらってきたわけでございますが、確かに今おっしゃっていただいている部分は十分検討のなかで考えました。ただし、これからのインターネットの普及の度合い、それと私どもの公告していく内容につきましては、他のそういった公告の方法も考えながら、掲示場のほうは私ども組合の掲示場1箇所でまとめていこうということで今回変更をさせていただいたところでございます。確かにインターネットの部分での十分にそれが届かない方もいらっしゃるのが確かに御指摘の点もあろうかと思いますが、今回こういう形で改正をさせてもらったところでございます。よろしくお願いします。以上です。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑はありませんか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    今の行政の抱えているやらなければならないことのひとつにですね、より情報公開をしていくと。市民により触れやすく行政のことを分かっていただくというのは、これはもう当然のことであります。そのために今までやっていたことに加えてホームページという便利なツールを利用してですね、市民の皆さんにより分かっていただくということで努力されてきたと思うんです。そのホームページ、インターネットが充足していくからそれぞれのところのを引き揚げるというものの考え方はですね、100パーセントそのことが行き渡った時点では当然かも分かりませんが、今まだまだインターネットにつながれておられない皆さんもおられるわけですね。支所にいろいろ、例えば印鑑証明書もらいに行くとか、甲賀市は更にその住民の窓口を近くに設けて市民サービスを強化しようとしているんです。その点で言えばね、こういう少なくとも条例とか規則とか、規則は御承知のように申請をこういうふうにしなさいとか、届け出はこういう様式ですよとかいうのが書いているわけですね。それを新たに設けたり改正しようとするときに公告式、この条例でもって場所を決めて周知をしていくというのが主な目的でしょう。そういうことから言えば行政がやろうとしていることは、今日の時代の流れと逆行しているのではないかと思うんですけど、その検討はされたうえでこういうふうにされたというそこら辺のその理由付けがもうひとつ分からないんです。例えば、湖南市役所の掲示板が書かれておりますが、石部にも更に設けていくとかですね、更に公民館等でもこういうことについて掲示していくとかいうふうに広げられるのは理解出来ますが、狭めようとされる理由が分からないんです。なんのメリットがあるんですか、市民にとって。行政にとってどういうメリットがありますか、このことで。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    おっしゃっていただいております趣旨は十分に分かりますし、私どもの検討の段階ではそのことも考慮いたしました。最終的に改正の部分につきましては、当然広くたくさん箇所があったほうがそれはそれで皆さん方に情報を知らせるということではひとつの手段として必要かと思いますが、いろんな規則とかさまざまな改正の部分につきましては、市民の方に直接、実質いろんな変更のなかで手続きしてくださいよというようなことにつきましては、他の方法も使ってですね、後は各消防署とか私どもの組合のそれぞれの各機関を使いまして、御不便をおかけしないような形で今後の情報の発信については考えてまいりたいと考えておりますが、掲示場につきましては組合1箇所のなかでやらせていただきたいなということで最終結論したものでございます。
    市民の方にとっても私どもも特に掲示場を減らさせていただくことにつきましては、これからの時代のなかではそれで可能であるというふうな判断をさせていただいたところでございます。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑ありませんか。
    坂田議員。
  • 6番(坂田政富君)
    お聞きをしたいと思います。今、説明があったわけでございますが、ひとつはですね、行政がやらなければならない重要な仕事というふうに私はこの点では考えているわけですが、この点についてですね実際には当局としてこの位置付けをどういうように考えてあるねと。重要な仕事だというふうにはこう思いますね。つまり、ここの広域行政をやっているところの関係する市民に対して義務を果たす、そういう重要な仕事とこういうふうに思うんですね。そのところがこういった形で1箇所で情報を提供していくということであるわけですが、その理由にね、ひとつはインターネットはね、普及してきていると、こういうお話でございますが、現状をどうつかんではるのか、これちょっとはっきりしていただきたい。それに合わせてですね、行政サービスに、いわゆるですね、先ほど議論ありましたようによくなるのかね、実際には一時的にもですよ、インターネットもっと普及するのは後々になるかも分かりませんが、こういう空間のなかで実際には低下につながるのか、こういう判断はどういうふうにこうされたのかですね、ひとつお聞かせ願いたいと思います。もう一点は、そういった実際の行き届かないところについては他の方法でというような話ありましたけども、他の方法ていったいどういう形で情報提供されていくのかね、合わせてですが、3点についてお聞きをしておきたいと思います。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    他の方法につきましてはですね、新聞折り込みとかさまざまなチラシ等必要な緊急に皆さん方に是非ともお伝えしなければならない差し迫った情報につきましては、他のそうしたやり方もあろうかと思いますし、基本的には我々今までの掲示をさしていただいておりました箇所につきましては、1箇所に統合するなかでこういったホームページ等の普及も合わせながら行ってまいりたいと思っております。以上でございます。

(坂田議員から発言を求める声あり)

  • 議長(服部治男君)
    発言を許します。もう一度、坂田議員。
  • 6番(坂田政富君)
    回数は入りますか。
  • 議長(服部治男君)
    いやいや入りません。答弁漏れですので。
  • 6番(坂田政富君)
    もう一度申しますが、いわゆる行政がやらなければならない重要な仕事と私はそういうふうに認識しているわけですね。そういう今こういった形の情報提供、公示されてそれぞれのところでですね、掲示を設けてやっていたのをこれを無くするわけでしょ。その仕事をどういうふうにこう位置付けてきたのか。ここのとこなんです。合併したからといって市民の状況いうのは一切変わってないわけですね。そうでしょう。そこのところを私はお聞きをしてるんです。重要な仕事と位置付けていなかったのか。そこのところをひとつお聞かせ願いたいと思います。
    それから、このことによってですね、インターネットが普及したからこういう形にするということでしょ。インターネットの普及いったいどういうもので図っておられるのかね。一時的にはそういうところでは住民サービスが低下するのと違うかと。こういうことを問題提起しているわけです。ここのところをひとつお聞かせ願いたいと思います。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    今、坂田議員、御質問のとおり決して軽く考えているわけではございませんし、インターネットのそういったところのアクセス件数、その辺のところも検討いたしましたので、その辺担当からも答えさせますけれども、大変私どもこれは重要な仕事とも捉えておりますし、先ほど管理者からお話もございましたように、31日から大晦日からのそういった情報開示につきましても十分に皆さん方に周知していただけるように、私どもマスコミ発表を含めまして情報開示に努めたところでございますので、全くもってそういった軽視という姿勢はとっておりませんので御理解をいただきたいと思います。それから、件数につきましては担当から答弁をいたします。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 統括管理課長(木村尚之君)
    統括管理課からお答えいたします。インターネットにつきますアクセス回数につきましては、ひと月当たり2万1千件から2万3千件、1日に数えますと1日当たり700件余りというような形で私どものホームページのほうをご覧いただいているという形で判断をいたしました。以上でございます。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑はありませんか。
    坂田議員。
  • 6番(坂田政富君)
    今、件数が言われましたけどね、私が言いたいのはそういうインターネットをいわゆる接続されている御家庭ですね、こういうところを言ってるんです。つまり、ホームページを開いた件数じゃないんですよ。そこのところをちょっときちっとね、見ていく必要があるの違うかと。そうでしょ。ホームページ開いたって言うたって、なんぼ件数が多かってもね、一部のところで、そこのところで情報をいくら何回も情報を流しても、実際にはそういったインターネットを接続されていない、こういう御家庭がどういう状況になるのか、これをお聞きしているんです。そうすることによってサービスは低下するのと違うのかと。このことを私はきちっとしていく必要があるというふうにこう思うんです。それとですね、実際にはですね、今他の方法で補うというような話があったときに何を言われたかいうたら新聞折り込みでやっていくと、こういうことでしょ。無駄じゃないんですか。言ってみれば。そういう方法、いわゆる掲示板に公示してね、済む話もあれば徹底せなあかん部分もありますけどね。だけど、それは、この新聞折り込みでやっていくということは、いちいちそれ全部やるんですかね。そういう点も含めてですね、本当に市民に情報をきっちり隅々まで行き渡らせようと思ったら、やはりそれなりの措置が私は必要やと思います。合併の問題で見たときでも、実際行政区としては湖南市と甲賀市とあるわけでしょ。こういうところから見てても、なんぼ一歩でも二歩でも譲ってもね、やはりそれなりの状況はやっぱりきちっとここのところでの情報を提供していくという方向をね、示していくということが大事だというふうに思うんですが。理由にならないと思うんです、今述べられた説明では。ひとつもう一度お願いします。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    今、御指摘いただきました部分につきましては十分に私どもそのことも受け止めさせていただきまして、きめ細かい情報提供の形をとらしていただけるように考えさせてもらいたいと思います。
    チラシで提供とかいろんな経費の部分で無駄ではないかとおっしゃった部分ございますけれども、これはそれの内容につきまして、どうしてもこういう形をとらしてもらって十分に行き渡らないところについて考えなければならない部分につきましては、そういったことも必要かなということを申し上げました。
    後、今回のことにつきましてはこのなかでやらしていただきたいなと思っております。以上でございます。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑はありませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
    これより討論に入ります。討論ございますか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    事務局、これマイク持ってまわってよ。いちいち議員が取りに行くてそんなんおかしいやん。まあそのこととは関係なく、議案第1号、ただいま上程されております甲賀広域行政組合公告式条例の一部を改正する条例の制定につきまして、反対の立場から討論をいたします。その一つは、今行政もそうですけれども、議会もそうですが、より市民に分かりやすく情報を提供していくということが求められていると思います。それで、甲賀市も湖南市もそうですが、合併をいたしました。合併によって市民感覚から言えば、行政がだんだん遠のいていく、こういう意識を持っておられる方もおられると思うんです。もちろん合併のメリットもありますが。そんななかでこの広域行政組合というものについて、市民の方がどれだけ理解をされておられるか。また、このなかで議会があるということも含めて市民の御近所の皆さんに聞いたところ、的確に答えられる人は非常に少ないと私は思っているんです。それは、今、今日までこの行政組合の皆さんが市民により分かりやすくホームページについても努力をされて、私も指摘してまいりましたけれども、その都度よくしていただいているのは百も承知です。そのなかで、アクセス件数も今おっしゃったように2万3千件という数字になって、これがもっとですね、市民の皆さんが、この行政組合というものに理解をし、ごみや消防に対しても理解をしていただく。このことは、大変大事なことだと思います。同時に、今まで行政がやってきたことと合わせて市民との協働ということが今言われております。それは、市民の皆さんも行政に関心を持っていただいて、行政と力を携えてお互いがより良いこの広域行政、湖南市も甲賀市もそうですけれども、そこがより市民の皆さんに満足いく、そういう仕事をしていくため、そのために頑張ろうと言うのが今叫ばれていると思うんです。そんななかで、今回のこの特に条例の制定、更に改正、こういうものについて、市民の皆さんにより分かりやすく、より分かってもらえるための努力のための改正であれば、私は大いに賛成です。ただ、ホームページ、インターネットが普及しているから、従前のことはもうだんだん縮小していくんだというものの考え方は逆だと思うんです。ホームページも充実し、市民の皆さんの立場にたってより分かりやすいところで十分に文書でもっても見ていただける、そういう場を提供していくのが行政の責務だと思います。そういう点から言えば今回の公告式条例の場所をですね、1箇所にまとめて行う、これは今日の流れに全く逆行しているものであり反対といたします。
  • 議長(服部治男君)
    他に討論ありませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    討論なしと認め、討論を終了いたします。
    これより、議案第1号についての件を採決いたします。
    本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

(挙手多数)

  • 議長(服部治男君)
    挙手多数であります。
    よって議案第1号 甲賀広域行政組合公告式条例の一部を改正する条例の制定の件は、原案のとおり可決されました。
  • 議長(服部治男君)
    日程第4 議案第2号 甲賀広域行政組合議会の議決すべき事件を定める条例を廃止する条例の制定についての件について質疑に入ります。
    質疑はありませんか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    議案第2号 甲賀広域行政組合議会の議決すべき事件を定める条例を廃止する条例の制定について質問をいたします。参考資料をいただいております。今回、この甲賀広域行政組合の規約の第3条の広域行政圏計画の策定および広域行政圏計画に基づく事業の実施の連絡調整に関する事務、これがもう役割を果たしたということで、今回3条の1項の1号ですか、これを削除しようということで提案されております。このことについて、私も前に一般質問で取り上げたわけですが、国からの通知はいつどのような通知が来、これは国から県に来ているんだと思いますが、県からこの行政組合にですね、いつこういう流れについての公文書として文書が来ているのか、この点についてお伺いいたします。
  • 議長(服部治男君)
    事務局、答弁を求めます。
  • 事務局長(林晶義君)
    国から流れてきました時点の書類につきまして、今ちょっと手元に今持っておりませんので、後ほどその資料につきましてはお渡しをさせていただきたいと思いますが、約2年程前になります。国のほうの総務省のほうから文書が流れてきておりまして、現在は定住圏構想のほうに総務省のほうの方針も変えていかれるなかで、一定この広域圏計画につきましては役割が終わったというふうに話がございました。それを受けまして他の圏域におきましては、もう既にほとんどのところがこの広域圏計画の廃止をされておられます。私どもの組合も一番遅いほうかなとは思っておりますが、それはもうそれぞれの圏域のなかで協議しながら定めていくということの一定の含みはあるわけでございますけれども、こちらのほうも協議のなかでこちらの甲賀広域につきましてもこの広域圏計画のそういった一定の事務について廃止をしたいということでの提案でございます。以上でございます。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑はありませんか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    今、国の通知、これは国から県に来ているんだと思います。県にね。県からここへ文書が来てると思うんですが、この従来の広域圏に係る今後の取り扱いについてという部分があるんですが、そのこと御承知ですか。その内容についても承知しておられるか、何を見直せとおっしゃっているのかその辺についてお伺いします。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    その部分につきましては、今後の広域圏の在り方のなかで定住圏構想が示されております。それは、大きなひとつの財政力、人口がまとまっている市と周辺の町村が一定のなかで役割を果たしなさいよという形の定住圏構想が示されております。それは、広域市町村圏としての今までの方針は廃止になりますけれども、そこは話し合いのなかでその視点はきちっと守ったなかで今後の在り方は検討していってくださいよというふうに私ども受け止めさせてもらっております。それも含めまして今回協議のなかで結論出させてもらったということでございます。
    共同処理業務については、これは基本でございますけども、組合という広域の行政のなかの共同処理事務は、両市の十分な協議、話し合いのなかで将来を見据えて考えていきなさい、ということがひとつの根幹の精神やというふうに受け止めております。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑ありませんか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    最後になります。この甲賀地域広域市町村圏計画もホームページにね、揚げられておられて、今やってないのにどうやということで前回質問したわけですが、このなかには甲賀地域広域市町村圏計画、更に第4次のかふかセブン21プランいうのですか、こういうのも策定されてきた経緯がありますね。更にこの基本施策として新しい価値と交流を創造する圏域づくりとか、更に第2で創造的な農業活動この部分や、更に共に生き、共に育むふれあいの圏域づくりとか、非常に多くの当初計画がなされてきて、今まではその甲賀市、湖南市全体をどうしていくのかという計画が作られてきたわけですが、今回これをはずすことによってですね、それぞれの市がいろいろな総合計画とか短期の計画を立てているわけですが、湖南市と甲賀市が今後こう今までやってきたこういう基本施策のなかで掲げてきたことで取り残している課題とかがあればですね、ないのかあるのか、あれば今後そういう分についてはどういう部分で埋めていこうとされるのか、広域行政組合の仕事は列挙でしょ。これとこれとこれと、ということであれば、どういうふうにされるのか。行政組合と離れて今後はそれぞれの市でされようとしているのか、その点について。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    今、安井議員、御指摘いただきましたようにそれぞれの市が総合的な発展計画を現在お作りにもなられてますし、その見直しも図られているやとお聞きしておりますし、それぞれの市のなかでの発展計画のなかで、一定のそれぞれの地域の発展計画は定めていかれるというふうに考えております。これは、今までの以前のなかでは昭和40年の中頃過ぎですけども、国が示してこられたのは、町の区域を越えたなかでの広域的な観点でもって、やはり総合的な発展計画を作りなさいよという、一定のそういったことの役割は現在の合併後の2市のなかの甲賀広域のなかでは一定の役割は終えたのではないかという判断をしております。それを全体としてオーケストラのように全体をまだ両市調整する必要があるかどうか、この辺につきましてはこれはそれぞれの市でやっていただくのが適切であるという判断のなかで今回これの部分につきましては、広域計画業務は私ども組合のほうでやらしていただくところからはずしていただくということでございます。以上です。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑はありませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
    これより討論に入ります。討論ございますか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    討論なしと認め、討論を終了いたします。
    これより、議案第2号についての件を採決いたします。
    本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

(挙手全員)

  • 議長(服部治男君)
    挙手全員であります。
    よって議案第2号 甲賀広域行政組合議会の議決すべき事件を定める条例を廃止する条例の制定の件は、原案のとおり可決されました。
  • 議長(服部治男君)
    日程第5 議案第3号 甲賀広域行政組合市税徴収条例の一部を改正する条例の制定の件について質疑を行います。
    質疑はございませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
    これより討論に入ります。討論はございませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    討論なしと認め、討論を終了いたします。
    これより、議案第3号についての件を採決いたします。
    本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

(挙手全員)

  • 議長(服部治男君)
    挙手全員であります。
    よって議案第3号 甲賀広域行政組合市税徴収条例の一部を改正する条例の制定の件は、原案のとおり可決されました。
  • 議長(服部治男君)
    日程第6 議案第4号および日程第7 議案第5号の2件については、関連がありますので一括議題といたします。
  • 議長(服部治男君)
    まず、管理者から提案理由の説明を求めます。
    管理者。
  • 管理者(中嶋武嗣君)
    議案第4号および第5号の2件につきまして、ただいま一括議題とすることにお認めをいただきましたので、一括してその提案理由を御説明申し上げます。これらの議案につきましては、し尿処理施設水処理設備整備事業の実施にあたり、平成21年度に施設整備担当参与の職を設置させていただきましたが、今般、施設整備だけでなく組合全般を掌理する職として位置付けしようとすることに伴い所要の措置を講ずるものであります。
    はじめに、議案第4号 甲賀広域行政組合負担金分賦割合に関する条例の一部改正についてでありますが、職名を施設整備担当参与から参与に変更することに伴い、清掃関係の経費としていたところを総務関係の経費としようとするところでございます。
    次に、議案第5号 甲賀広域行政組合特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、本条例の条文に定めている職名を変更しようとするものであります。
    なお、施行日につきましては、いずれの条例も本年4月1日から施行しようとするものであります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようにお願い申し上げます。
  • 議長(服部治男君)
    提案理由の説明が終りましたのでこれから質疑、討論、採決を行います。
    質疑はありませんか。
    安井議員
  • 2番(安井直明君)
    それでは議案第4号で、今提案説明でもありましたけれども、施設整備担当参与経費を総務に全部振り替えるということですね。この参与さんが先程の平成21年度からそれに専門的に当たっていただいていたと。これからですね、今後補正にも関係するわけですが、この事業でいえば更にこの施設整備、本格的にやっていくうえでは欠かせないと思うんですが、これを総務にね、持ってくるということは総務というのは全般的なことだと思うんですけれども、職務分担といいますか、この参与さんの与えられた仕事のですね、内容は具体的にどう変わっていくんですか。何を期待して総務のほうに振り替えられたのか、この点についてお聞きいたします。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    前回にも少し御質問があったやもしれませんが、その時もお答えをさせていただきましたように、当初施設整備の担当していただくという職務のなかで、し尿の建設の契約の以前から取り組みをいただいてきたわけでございますが、今回も御手元に配布しました行財政改革の組合の一定の方向案とかそういったところの組合全般にわたります衛生、消防、私ども事務局の統括的な仕事も含めまして、そういった改革の素案づくりの委員会の委員長としても腕を振るっていただいたところでございまして、今後ですね、今年の4月以降、新年度に向けてもでございますけれども建設のほうの当然工事にも関わっていただきますし、さまざまな組合が抱えております改革に係る諸課題、その他、他にも予期しないいろんな課題も生じてまいるわけでございますが、そういうことも含めまして全般にわたって大局的に管理者、副管理者と私どもの間に立っていただいて指導的な立場で今後も関わっていただこうという意味で総務に振り替えたところでございます。以上です。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑はありませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
    これより討論に入ります。討論ございませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    討論なしと認め、討論を終了いたします。
    これより、議案第4号についての件を採決いたします。
    本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

(挙手全員)

  • 議長(服部治男君)
    挙手全員であります。
    よって議案第4号 甲賀広域行政組合負担金分賦割合に関する条例の一部を改正する条例の制定の件は、原案のとおり可決されました。
  • 議長(服部治男君)
    日程第7 議案第5号 甲賀広域行政組合特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑に入ります。
    質疑はございませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
    これより討論に入ります。討論ございませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    討論なしと認め、討論を終了いたします。
    これより、議案第5号についての件を採決いたします。
    本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

(挙手全員)

  • 議長(服部治男君)
    挙手全員であります。
    よって議案第5号 甲賀広域行政組合特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定の件は、原案のとおり可決されました。
  • 議長(服部治男君)
    日程第8 議案第6号 平成22年度甲賀広域行政組合一般会計補正予算第4号の議決の件を議題といたします。
  • 議長(服部治男君)
    まず、管理者から提案理由の説明を求めます。
    管理者。
  • 管理者(中嶋武嗣君)
    議案第6号の提案理由を御説明申し上げます。
    本補正予算につきましては、まず歳出に係る総務費では、本年4月から本組合の事務所の位置が変更となることから、事務所移転に伴う経費として100万円を計上させていただきました。主な内容といたしましては、重量物の移転に係る経費、電話回線の移設料、コンピュータ設定作業委託料、電気工事代金等であります。次に、衛生費におきましては、し尿処理施設水処理設備整備事業の本年度分事業費の確定に伴い減額するものであります。また、債務負担行為につきましても、金額の確定に伴い限度額の変更をしようとするものでございます。次に、債務負担行為の追加でありますが、し尿を処理する過程で必要な希釈用の水の確保につきまして深井戸を改修する必要が生じました。この工事を早急に着工させていただきたいことから、本年度から平成23年度までの債務負担行為として2,170万円を計上しようとするものでございます。
    次に、歳入におきましては、し尿処理施設水処理設備整備事業に係る地方債を減額補正するものであります。
    以上のとおり歳入歳出それぞれ2億6,364万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億613万1千円とするものであります。なお、細部につきましては、事務局より説明させますので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようにお願い申し上げます。
  • 議長(服部治男君)
    事務局に対し細部への説明を求めます。
    事務局。

(事務局長(林晶義君)議案第6号の細部説明をする)

  • 議長(服部治男君)
    提案理由の説明が終りましたので質疑に入ります。
    質疑ありませんか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    上程されております議案第6号 平成22年度甲賀広域行政組合一般会計補正予算第4号について、ページに沿ってちょっと教えていただきたいと思います。
    まず、4ページですが、し尿処理施設の整備事業で、これは9月2日の議会で2年から3年になったというふうに理解しているわけですが、この変更前で13億8,435万円が今回契約により8億476万2千円というふうに大幅に減になっておりますね。これはもちろんその入札の結果だということだと思うんですが、当初のこの変更前のですね、債務負担行為と実際のこの差があまりにも大きいと思うんですが、その点についてはどのようにお考えかお教え願いたいと思います。
    それと、5ページですけれども、第3表の地方債の補正で利率がこれ4パーセント以内というふうになっているわけですが、今日の利率、金利等考えますと広域行政組合の場合は、一番高い利率でかんぽ債でしたかね、2.5パーセントと。21年度はだいたい0.6から1.3パーセントで借りられていると思うんです。21年度決算の内訳を見ますと。確か平成9年か8年それぐらいの部分が2.5パーセントで、2.2パーセントか2.0、一番高いのはそれぐらいだと思うんです。今回この4パーセント以内というのはね、低金利時代にあって何故これこんな4パーセント以内というふうになっているのか分かれば教えていただきたいと思います。
    それと、今回の変更で、補正でですね、ページ数は9ページです。事務所が消防のこちらへ移るということで、従前のところからこちらに4月1日から引っ越されるということで100万円が計上されているわけですが、ここはかなり広い場所だと思うんですが、現実にこの消防に来られるという点でレイアウトはできているのか、どこをどう、新たに増設されるわけでもないわけですから、どこにどういうふうに入られるのか、そのレイアウトはおおよそ出来ているのかどうか、従前の消防のところに支障はないのかどうか、この点についてもお聞きしておきたいと思います。取りあえずは以上です。
  • 議長(服部治男君)
    事務局、答弁を求めます。
  • 衛生センター所長(山田剛士君)
    ただいまの安井議員の質問にお答えをさせていただきます。10月5日の日に工事の契約議会ということでお認めをいただきましたが、その前、入札にあたりましては、今回のし尿処理施設につきましては公募型指名競争入札ということで、いろいろメーカーのほうから提案をいただいたなかでそれを精査していくというような手法をとらしていただいております。当初、予算計上につきましては、13億5千万円ということで、これは過去5年間の全国の受注実績から算出したものでございます。ただ、2、3年ほど前からの景気低迷の影響もあるかと思いますが、今回の事業に対してのそういった公募型指名競争入札を採用させていただいたなかで、いろいろヒアリングも各業者からヒアリングをしたなかで、経済設計ということの取り組みというものを評価させていただいたなかで落札となりまして、最終予算額からは63パーセントほどの落札率ということで、大変大きな減額要因となったということで、我々も一定の成果があったのかなというふうに考えております。
    それと、2点目の地方債の4パーセントについてでございますが、こういった衛生関係につきましては、政府債、交付税措置も算入になるわけですが、21年度の借り入れしました他の事業では、政府債2パーセントということで借り入れとなっておりますので、いろいろ当然御指摘ありましたようにその率としては下がっていくということである程度は想定はされますが、一定そういった先行きの不透明な部分もございますので予算上は4パーセントということで、ただこれにつきましても昨年5月に当初の起債申請しておりますし、また2月に変更申請した後でまた率も確定になってくると思いますのでその段階でまた今後の予算のなかで反映させていただきたいと思います。以上、御質問にお答えさせていただきます。
  • 議長(服部治男君)
    事務局。
  • 事務局長(林晶義君)
    移転後のこちらの消防の庁舎のなかでのレイアウトの件でございますが、現在考えておりますのは4階の現在消防の総務課、予防課が執務をされておられるスペースでございますけれども、そちらのほうに十分私どもの事務に対応する職員が執務できるスペースがございますので、そちらのほうに、ワンフロアのなかに我々もそこに移りたいというふうに考えております。十分執務は可能と判断しております。以上でございます。
  • 議長(服部治男君)
    他に質疑はありませんか。
    安井議員。
  • 2番(安井直明君)
    4階は今の組合全部こっちに移ってこられるの。4階はもう消防関係は従前の消防関係は下がるということですか。

(一緒という声あり)

  • 2番(安井直明君)
    一緒に。ワンフロアで一緒に。はい、理解しました。
  • 議長(服部治男君)
    他にございませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    ないようでございます。質疑を終了いたします。
    続いてこれより討論に入ります。討論ございませんか。

(なし)

  • 議長(服部治男君)
    討論なしと認め、討論を終了いたします。
    これより、議案第6号についての件を採決いたします。
    本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

(挙手全員)

  • 議長(服部治男君)
    挙手全員であります。
    よって議案第6号 平成22年度甲賀広域行政組合一般会計補正予算第4号の議決の件は、原案のとおり可決されました。
  • 議長(服部治男君)
    以上をもって本臨時会に付議されました案件の審議は終了いたしました。
  • 議長(服部治男君)
    よって、平成23年甲賀広域行政組合議会第1回臨時会を閉会いたします。御苦労さまでした。

(16時02分)


平成23年甲賀広域行政組合議会第1回臨時会(1月17日)会議録への別ルート

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