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令和4年度 定期監査結果(衛生関係)の公表

[2023年3月27日]

定期監査結果の公表

このことについて、地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項の規定により実施した定期監査結果を、同条第9項の規定により、下記のとおり公表します。

なお、本監査は、甲賀広域行政組合監査基準に準拠しています。

令和5年3月27日

甲賀広域行政組合監査委員 山川 宏治
甲賀広域行政組合監査委員 堀   郁子

種類

定期監査(財務監査・行政監査)

監査対象

衛生関係

着眼点

事務の執行が法令に適合し、正確で、最少の経費で最大の効果を挙げるようにし、その組織及び運営の合理化に努めているかを主眼として監査するものです。

監査期日

令和5年2月21日(火)

実施内容

衛生課に対し資料の提出を求め、その資料を基に関係書類を審査するとともに、事務執行状況や事業管理が法令に適合し、正確で、経済的、効率的かつ効果的に実施されているかを監査しました。

監査結果

上記により監査した限りにおいて、監査の対象となった事務については、法令の適合性、事務処理の正確性、効率性、組織運営の合理化の観点から、特に指摘すべき事項は見受けられず、適正に執行されていました。

事務の執行状況

  衛生センター管理棟の会議室において、衛生課及び衛生センターの運営体制、衛生課における事務事業の内容、ごみ処理施設、し尿処理施設における搬入実績、施設維持管理や排ガス等各分析結果からみる施設運転状況についての説明を受けました。
 正規職員29名のうち5名が再任用職員であり、衛生課5名、所長以下衛生センター職員24名(うち5名が再任用職員)とするなか、衛生関係においては退職者不補充とされており、適宜、業務量を調整して民間活力を活用し、業務委託する範囲を調整して運営されているとのことでした。
 本年度に実施されたごみ処理施設における分析結果について、排ガス、ダイオキシン類、騒音、振動、悪臭や周辺環境大気、土壌とも法令基準及び地元協定値に適合しており、し尿処理施設における放流水の水質測定結果についても、法令基準に適合していることを確認しました。また、ごみ処理施設における令和2年度の排ガス測定において、環境省が定める基準を超える水銀濃度が検出されたことについては、活性炭噴霧による対策が講じられており、基準値以下の安定した結果であることの報告を受けました。
 今後も各種法令基準や地元協定値に基づく適正処理は勿論のこと、周辺環境への影響を最小限にとどめるため、より一層の環境維持に努めていただきたい。
 ごみの搬入量については、コロナ禍による影響で事業系ごみの搬入量が令和元年から2年にかけて大きく減少し、その後、一昨年、昨年では横ばいの状況である報告を受けました。家庭系ごみの搬入量については、令和2年度にコロナ禍の外出自粛により、一時的に増加していましたが、以前の搬入量に戻りつつあるとのことでした。
 現在工事中となっているごみ処理施設の基幹的設備改良工事について進捗状況等の報告があり、その中では、焼却前のごみ破砕設備が改良されたことなどから、安定した燃焼が得られるようになったとの報告がありました。
 また、今年度工事されていた2つ目の焼却炉については、昨年10月から試運転が開始され安定した運転が確認されており、3月末に引渡し予定であること、1月からは最後となる3つ目の焼却炉の解体工事が開始されていることの説明を受けました。
 基幹的設備改良工事は、施設機能の回復と延命化を目的とするものであり、市民の生活環境を守りながら、最大の効果が発揮されるよう施設の長期運用によるコストの低減を図っていただきたい。
 最後に、管内の生活基盤となるし尿、ごみ処理について、快適な環境、きれいな水、より住み良いまちづくりを目指していくためにも、日々の適正処理に職員一丸となって鋭意努力願うものです。

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