平成28年度 定期監査結果(消防関係)の公表
[2016年12月7日]
今般、定期監査を実施した結果を次により公表します。
平成28年11月11日
今般、定期監査を実施したので、その結果を地方自治法第199条第9項の規定により報告します。
甲賀広域行政組合監査委員 山川 宏治
甲賀広域行政組合監査委員 山中 善治
消防関係
事務局長
事務局次長
消防総務課長
通信指令課長
警防課課長補佐
まず初めに、平成28年 上半期の消防統計により1月から6月の管内における火災発生状況、救急出動件数および搬送人員等の説明を受けた。火災件数は前年同期に比べて1件増の47件であった。救急出動件数は前年同期比18件増の2,649件であり、搬送人員は前年同期比8人増の2,496人であった。また、救助出動件数は前年同期比7件増の58件であった。
次に、平成28年度から二箇年で実施される高機能消防指令システムの整備事業について、概要説明を受けるとともに平成29年度末までの工事行程の説明を受けた。多様化する通信手段の対応とともに災害の被害軽減や救命率の向上を目的に高度な設備として整備されるものであることから、工期内において充分な操作訓練期間を設けて、万全な体制で運用開始されたい。
また、救急業務における救急救命士の医療処置の範囲が拡大されたことによる新処置追加講習の模様を、消防本部3階作戦室において視察した。甲賀市・湖南市民の生命、身体を守るため見えないところでも努力されているが、今後も救急救命士が行える医療行為が増えることが想定されるため研修機会の充実に努められたい。
今後とも市民の安心、安全な生活を向上させるため、甲賀市湖南市の財政状況に配慮し、計画的な常備消防力の充実、強化に取り組んでいただきたい。