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平成30年度 定期監査結果(消防関係)の公表

[2018年12月26日]

今般、定期監査を実施した結果を次により公表します。

平成30年10月31日

定期監査結果の公表について

今般、定期監査を実施したので、その結果を地方自治法第199条第9項の規定により報告します。

甲賀広域行政組合監査委員 山川 宏治
甲賀広域行政組合監査委員 森田 久生

定期監査(法第199条第4項の規定による監査)

実施期日

平成30年10月17日

監査の対象

消防関係

出席者

会計管理者、事務局長、事務局次長、消防総務課長、消防次長兼湖南中央消防署長

監査の結果および意見

 初めに、消防本部4階会議室において、本年度に更新するはしご付消防自動車および全国瞬時警報システム(Jアラート)について、概要説明を受けました。
 はしご付消防自動車については、現在、湖南中央消防署に配備している現有車両が25年目を迎えており、車両更新計画に基づき更新されます。
 更新車両では最新鋭の装置が装備されており、現有車両と比較して、車両回転半径の向上や、はしご操作における高性能自動制御装置など、操作性能の向上により、消防隊員の作業負担の軽減が図られています。
 既に車両の完成検査を終え、11月から配備されることから、管内においても、近年、大型店舗やホテルなどの建物が増えてきており、今後、複雑多様化する火災等の対応に大いに期待するものです。そのためにも、消防隊員が活動するうえで、十分な操作訓練期間を設けて、万全の体制で運用開始を願うものです。
 その後、現有のはしご付消防自動車および湖南中央消防署、湖南石部分署の現地視察を行いました。
 次に、全国瞬時警報システム(Jアラート)については、時間的猶予のない緊急事態の発生を瞬時に市民に伝え、迅速な避難行動を促すことを目的に平成24年から運用されていますが、情報伝達の機会や情報量の増加に伴い、平成31年度から既設のシステム受信機では安定した情報伝達ができないため、国の指導により本年度中に更新が必要とされ、既に10月から新型受信機の導入により運用開始されています。
 この新型受信機の更新により、高速で安定した情報処理が可能となり、広域にわたって影響が及ぶ大規模地震など、今後想定される緊急事態の発生に伴う情報伝達の向上が図られます。
 これら最新鋭の消防車両やシステム機器の更新により、近年甚大化する多種多様な災害や緊急事態から、市民の生命財産を守り、安心安全な生活の向上を図るため、今後も甲賀市湖南市の財政状況に配慮しつつ、計画的な常備消防力の充実、強化に取り組んでいただきたい。
 反面、消防業務に伴う重責から、消防職員に係る心身への負担軽減を図るため、少しでも日常業務における職場環境への配慮も願うものです。


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