平成30年度 定期監査結果(衛生関係)の公表
[2019年3月26日]
今般、定期監査を実施した結果を次により公表します。
平成31年3月11日
今般、定期監査を実施したので、その結果を地方自治法第199条第9項の規定により報告します。
甲賀広域行政組合監査委員 山川 宏治
甲賀広域行政組合監査委員 森田 久生
平成31年2月22日
会計管理者、事務局長、事務局次長、衛生課長、衛生センター所長、衛生課長補佐
始めに、衛生センター管理棟の会議室において、衛生課における事務事業の内容、ごみ処理施設、し尿処理施設における搬入実績や施設維持管理に係る各分析結果からみる施設運転状況についての説明を受けました。
次に、本年1月に取りまとめられた環境影響調査結果の説明を受けましたが、この調査は、ごみ処理施設の処理方式変更および基幹的設備改良事業に伴う生活環境への影響を調査するもので、その結果は、大気質、騒音、振動、悪臭とも規制基準に適合しているものでした。今後も各種法令基準や地元協定値に基づく適正処理は勿論のこと、周辺環境への影響を最小限にとどめるため、より一層の公害防止目標の達成と維持に努めていただきたい。
その後、本年度事業において実施している粗大破砕機油圧装置更新工事の状況を確認するため、ごみ処理施設粗大処理棟を視察しました。現在、工事中ではありますが、粗大破砕機油圧モーターの交換が完了し、工事進捗状況は約70パーセントの状況であり、年度末の工事完了に向け、順調に進捗していることを確認しました。
また、ごみピットおよび搬入受入れの状況を併せて視察しましたが、ごみ受入れに係るプラットホームにおいては、綺麗に清掃されており、清潔感を持てる環境の中で受入れされている状況を確認しました。
当初の稼働から24年を経過しようとしているごみ処理施設は、経年劣化に伴う補修費が年々増大しており、また、環境保全のため処理能力を維持したままでの計画的な施設のメンテナンスが必要となっています。
計画されている施設の延命化工事となる基幹的設備改良事業を行うことで、市民の生活環境を守りながら、最小の経費で最大の効果が発揮されるよう施設の長期運用によるライフサイクルコストの低減を図っていただきたい。