令和元年度 定期監査結果(衛生関係)の公表
[2020年8月7日]
今般、定期監査を実施した結果を次により公表します。
令和2年3月12日
今般、定期監査を実施したので、その結果を地方自治法第199条第9項の規定により報告します。
甲賀広域行政組合監査委員 山川 宏治
甲賀広域行政組合監査委員 山中 修平
令和2年2月26日
会計管理者、事務局長、事務局次長、衛生課長、衛生センター所長、衛生課長補佐
始めに、衛生センター管理棟の会議室において、衛生課における事務事業の内容、ごみ処理施設、し尿処理施設における搬入実績、施設維持管理や排ガス等各分析結果からみる施設運転状況についての説明を受けました。
本年度に実施されたごみ処理施設における分析結果について、排ガス、ダイオキシン類、騒音、振動、悪臭や周辺環境大気、土壌とも法令基準及び地元協定値に適合しているものでした。また、滋賀県が実施した測定結果についても適合していることを確認しました。
特に排ガスに係るダイオキシン類の測定結果については、分析・調査しながら、安定的な有害物質の低減を図るため、主要設備・配管の維持、清掃業務に取り組むとともに、第1回、第2回施設定期点検整備工事の実施を含めて、環境影響への低減に努めていることを確認するとともに、し尿処理施設における放流水の水質測定結果についても、法令基準に適合している状況でした。
今後も各種法令基準や地元協定値に基づく適正処理は勿論のこと、周辺環境への影響を最小限にとどめるため、より一層の環境維持に努めていただきたい。
当初の稼働から25年を経過しようとしているごみ処理施設は、経年劣化に伴い、環境保全のための計画的な施設のメンテナンスが必要に迫っていることを確認しました。
計画されている施設の延命化工事となる基幹的設備改良事業を円滑に行うことで、市民の生活環境を守りながら、最大の効果が発揮されるよう施設の長期運用によるコストの低減を図っていただきたい。
反面、し尿処理施設における生し尿の投入量は、平成4年度の投入量ピークから比較して80%余り減少している現状から、今後の運転処理に係る維持管理の効率化については、引き続き調査研究を行い、最小経費で最大の処理効果を発揮できるよう取り組んでいただきたい。
併せて衛生センターの各施設維持管理は勿論のこと、運転処理体制を含めて長期的な運営面全体について調査研究を行い、周辺地域をはじめ2市との協議を図りながら、より良い運営体制の構築に取り組まれるよう望みます。
最後に、管内の生活基盤となるし尿、ごみ処理について、快適な環境、きれいな水、より住み良いまちづくりを目指していくためにも、日々の適正処理に職員一丸となって鋭意努力願うものです。