令和5年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況の概要
[2024年7月2日]
熱中症による救急搬送人員について、令和5年5月から9月の確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。
〇 令和5年5月から9月の甲賀広域行政組合消防本部の管轄内における、熱中症による救急搬送人員の累計は128人でした。これは、令和4年より20人増加し、過去5年間で最多の人数となっています。
〇 甲賀広域行政組合消防本部の管轄内における、熱中症による救急搬送状況は以下のとおりです。
☞ 年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年の順となっています。
☞ 初診時における傷病程度別にみると、軽症が最も多く次いで中等症、重症の順となっています。
☞ 発生場所別の救急搬送人員をみると、住居が最も多く、次いで仕事場(1)(道路工事現場、工場、作業所等)、公衆出入り場所(屋外)、道路の順となっています。
〇 梅雨の合間の突然気温が上昇した日や、湿度の高い蒸し暑い日が多い6月頃から熱中症による救急搬送が多くなります。また、梅雨が明け、最高気温が30℃を超える日々が続く7月頃から熱中症による救急搬送がさらに増加することが予想されます。
熱中症特別警戒アラート等を有効に活用し、熱中症予防に努めましょう。
令和5年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況の概要