飛沫感染防止シートを設置する際の火災予防上の注意事項について
[2020年6月8日]
大阪府内の商業施設において、販売しているライターを試しに点火したところ、新型コロナウイルス感染症対策の飛沫感染防止シートに着火する火災事例が発生しました。
市販されている飛沫防止用の透明シートには可燃性のものもあり、火災の発生や延焼媒体となる危険性があります。
類似火災を防止するために、飛沫感染防止シートの付近では火気の使用、喫煙は絶対にお止めください。
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、店舗や受付窓口などに「ビニールシート」等を設置する場合は、 以下の点に注意してください。
自動火災報知設備の感知器の近くに設置すると、火災を有効に感知できなくなる恐れがあります。
また、スプリンクラーヘッドの付近に設置すると、火災が発生した際に散水障害となる恐れがあります。
消防用設備等から間隔をあけるなど適正な対応をしてください。
避難口及び誘導灯が見えにくくなる場所など、避難上の支障をきたす場所には設置しないでください。
※その他、ご不明な点は消防本部予防課または、管轄する消防署までお問い合わせください。