スプレー缶・カセットボンベの廃棄は適切に!
[2019年8月1日]
12月16日、北海道の札幌市内において、除菌消臭用スプレー缶を屋内で多量に廃棄している際、爆発が起こり負傷者が多数出る火災が発生しています。スプレー缶、殺虫剤、ガスボンベは可燃性のガスが含まれているため、誤った使用又は廃棄方法で爆発や火災に至るケースがありますので、十分にご注意ください。
また、中身が残ったスプレー缶などはそのままごみ収集に出すと、ごみ収集車やごみ処理施設での引火・破裂事故の原因となり大変危険です。中身は完全に使い切って、適切に廃棄しましょう。
ヘアスプレー、塗料、殺虫剤、カセットボンベ等私たちの生活の中でこれらのスプレー缶等は必要不可欠なものとなっていますが、スプレー缶等をゴミに出すために穴を開け、ガス抜きをしているときに近くの火が引火して爆発したり、ファンヒーターの前に置いたため過熱されて破裂・爆発した、といった事故が起きています。
スプレー缶等を安全に廃棄するため、次のことに注意してください。
缶を手で振って中の音を聞いてください。中身が残っていると、「シャカシャカ」「チャプチャプ」などの音がします。
スプレー缶等の多くには、圧縮された可燃性ガスが充てんされています。この可燃性ガスが残ったままゴミとして捨てられると、ゴミ収集車やゴミ処理施設で圧縮される際にガスが漏れ出します。このガスに金属同士の接触で生じた火花が引火すると、ゴミが燃え上がる火災事故につながります。
中身が残っている場合は、必ず、完全に使い切ってください。
カセットボンベの場合は、カセットこんろにセットして、火が消えるまで燃焼させれば、確実に使い切れます。
使い切れない場合は、シューッと音がしなくなるまでスプレーボタンを押すか、ガス抜きキャップを使って中身を出し切ってください。
このとき、必ず、火気のない風通しのいい屋外で行ってください。
中身が空になったスプレー缶等は、甲賀市・湖南市それぞれのゴミ分別の方法に従って廃棄してください。
甲賀市の分別は、http://www.city.koka.lg.jp/item/20743.htm#itemid20743(別ウインドウで開く)
湖南市の分別は、https://www.city.shiga-konan.lg.jp/life_scene/gomi_recycle/2/12511.html
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