甲賀広域行政組合消防本部では令和5年1月13日（金）、滋賀県消防学校（東近江市）において開催される「第48回滋賀県消防職員意見発表会」への出場者を決定する本部選考会を開催し、消防本部・各消防署から計5名の職員が日頃の業務で感じる課題や改善点などの意見を発表しました。

　 発表では、消防業務に「登山者のマイスター制度」や「若手職員に対するリモート研修」を取り入れることなどを提案し、審査員による選考の結果、次の2名の職員が県大会（令和5年2月2日開催予定）に出場することとなりました。

■「登山者が登山者を守る」　甲南消防署　消防士　澤村　拓哉

■「消防士の知恵袋」　湖南中央消防署　消防副士長　加川　涼真

※本選考会については、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、感染予防対策を徹底し、大幅に規模を縮小した上で開催しています。

　 令和5年2月2日（木）、滋賀県消防学校（滋賀県東近江市）において、「第48回滋賀県消防職員意見発表会」が3年ぶりに対面形式で開催され、県内の各消防本部（局）から合計13名の職員が日頃の業務で感じる課題や改善点などの意見を発表しました。

　 審査員による厳正な審査の結果、13名のうち5名が入賞を果たし、最優秀賞を受賞した湖北地域消防本部の職員1名が、令和5年4月27日（木）に石川県金沢市で開催される「東近畿支部消防職員意見発表会」に滋賀県代表として出場することとなりました。

　 本消防本部を代表して出場した加川消防副士長と澤村消防士は、惜しくも上位入賞とはなりませんでしたが、2名ともに「今までで一番良い発表ができた」と言うように、その発表は堂々たるもので、これまでの練習の成果を十二分に発揮してくれました。

　 本消防本部では、これからも組織を取り巻く環境の変化や状況を鋭敏にとらえ、常に職務に対する課題を見出し、新たな意見や施策を積極的に取り入れ「安心で安全なまちづくり」に努めていきます。