搬送法
[2015年1月30日]
担架等が使用できない場所で、事故現場から他の安全な場所へ緊急に移動させるために用います。
(注意事項)搬送中は必ず傷病者の容体について観察を継続する。
※意識のある傷病者に対しては、搬送中に「痛みはどうですか」「苦しい感じはとれましたか」などと励ましの声をかけることも大切なことです。
おしりをつり上げるようにして移動させます。
傷病者の両腕を交差または平行にさせて、両手を持って搬送します。
※比較的長い距離を搬送する場合に適しています。
小児、乳児や小柄な人は横抱きにしたほうが搬送しやすくなります。
※1名での搬送はやむを得ない場合にとどめ、努めて複数の者による搬送を心掛けます。
※傷病者の首が前に倒れるおそれがあるので気道の確保に注意してください。
※2名がお互いに歩調を合わせ、搬送に際して傷病者に動揺を与えないようにしてください。
注意事項
3名が同時に行動してください。
足側の膝をつき、頭側の膝を立てて座ってください。
両腕を傷病者の下に十分いれてください。
搬送法