命を救う「AEDマップ」
[2016年9月12日]
市民等の皆さんに身近なAEDの設置場所を知っていただき、AEDが必要な時に有効に使用され、地域の救命率が向上することを目的として日本救急医療財団が「AEDマップ」(別ウインドウで開く)を公開しております。
自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)は、突然の心臓停止をきたした傷病者に対し、心臓に電気ショックを与え、正常な状態に戻す医療機器です。
突然死のほとんどは心臓疾患(多くは心室細動という状態)によるもので、その状態になると心臓がけいれんし、全身に血液を送るというポンプの役割がはたせなくなります。それを唯一救う方法が除細動です。
私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるかわかりません。そんなときに、家庭や職場でできる手当のことを応急手当といいます。病院に行くまでに応急手当をすることで、けがや病気の悪化を防ぐことができます。
ついさっきまで元気にしていたのに、突然、心臓や呼吸が止まってしまった・・・。こんな人の命を救うために、そばに居合わせた人ができる応急手当のことを救命処置(別ウインドウで開く)といいます。