寒暖差が引き起こすヒートショックにご注意ください!
[2023年11月27日]
本格的な冬を迎えるにあたり、寒暖差が原因で引き起こされるヒートショックによる救急事故が例年報告されています。特に65歳以上の高齢者の方、高血圧、生活習慣病をお持ちの方は注意が必要ですが、若い年代の方でも起こりえます。特に、寒くなる12月から3月までは増加傾向にあり、入浴中に引き起こしやすい傾向があります。
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動や急激な温度の変化によって、血圧が大きく変動することで、めまいや失神、場合によっては心筋梗塞などの血管の病気を引き起こすことをいいます。
【ヒートショック対策】
・脱衣所や浴室をあらかじめ暖める。
・食事や飲酒後の入浴は避ける。
・お風呂の温度は41℃以下の低めに設定する。
・入浴する際は手足の末端から掛け湯をし、身体を慣らしてから入浴する。
・お湯に浸かる時間は10分以内で長く浸かりすぎない。
・入浴前後において、コップ1杯程度の水分をこまめに補給する。
・湯船からは手摺り等を持ち、ゆっくりと立ち上がる。
・早朝、夜中の入浴は避ける。
・入浴する時は家族に声をかける。